1月時代劇塾
28日29日と時代劇塾を開催いたしました 初参加の方も多く、新鮮な化学反応で大変有意義でした
テーマは「完全コピー」
とある作品のワンシーンを完全コピーで演じてもらいました
一流の役者さんの「間」「視線の動き」「言葉の温度」「呼吸」をどうとらえて演じるか。
真似というと軽く見られがちですが、真似をするにも技術が必要で、出来るようで中々できないのです
芸術の基本は「模倣」 学ぶの語源は「真似ぶ」
撮影しては確認し、どこが違うのか検証して、芝居のギャップを埋めていきました。 模倣というと一見、遠回りに見える作業ですが、コピーをすることで役者の表現の幅も増えます。
故立川談志師匠の言葉を引用します _____________________ よく芸は盗むものと云うがあれは嘘だ。 盗む方にもキャリアが必要なんだ。 最初は俺が教えたとおりに覚えればいい。 盗めるようになりゃ一人前だ。時間がかかるんだ。 俺がしゃべった通りに、そっくりそのまま覚えてこい。物真似でかまわん。 それができる奴をとりあえず芸の質(たち)が良いと云うんだ。
立川談春「赤めだか」より _______________________
人の芝居を観ることはもちろん、人の日常をつぶさに観察することが演じるうえでとても重要だと考えます。
また機会があったらやりたいと思います。
そして打ち上げでは井上監督の誕生日をお祝いしたのでした
次回時代劇塾は2月17日(金)です ぜひご参加ください