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【時代劇を学ぶことは現代劇にも通じる?】

誰も経験したことがない過去の世界を描く時代劇を演じるには、その時代背景を理解することが大事だとおもっています。

台本を読む際も、現代劇以上に、当時の政治、思想、風俗、服装、約束事、慣習、動き、仕草、セリフやト書きひとつひとつを「より丁寧な姿勢」で取り組み、掘り下げ、自分に落とし込み馴染ませる必要があります。

当然、台本と向き合い役作りに費やす時間は多くなります。

ひとつ調べるごとにドンドン知らないことが増えていきますし、役作りとしては現代劇以上に大変な作業ですが、身に付いたものは必ず表現にいい形で結びつきます。

時代劇は、役者として一番大切な「自然でいること」「芝居の本質とは」 そして「作品と向き合う姿勢」「役に向き合う姿勢」「台本を掘り下げる姿勢」「人物を作り上げる姿勢」を身につけるのにとてもいい題材であると思います。

これは現代劇の役作りに当然生かされますし、役者としてのスキル向上にもつながります。

何より、時代劇を理解継承し演じられる俳優が一人でも増えて、時代劇の魅力を、日本や世界に発信してくれればいいなと思ってます。


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